黄色いベストの反乱は1789年のフランス革命の再来だ

黄色いベストの反乱は1789年のフランス革命に似ている。庶民のために起こされたフランス革命は大商人(その時代の資本家)に乗っ取られ、ブルジョワ革命になった。大商人は共和国という民主主義の羊の皮を被り、資本主義、未来のグローバリズムを可能にする「選挙」システムを設置した。遂に政治権力を握った大商人は「憲法」を自由自在に作ってきた。「政治汚職」はこの「選挙」から始まった。



 

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1789
年のフランス革命はグルノーブルで増税で始まった

 

全ては増税で始まった。

フランス革命が
1789年の6月にグルノーブル
で始まったのも
増税で、人々が怒りで瓦を通りに投げ出して始まった。 
 

「資本主義の種」は人類の歴史が始まった時からすでに山のように積もっていた

特に、我々がこのようなタイプ
通貨銀行が「稀」を自作自演して、
高い通貨を創造するという「民間通貨」を採用してから、
我々は
常に通貨の欠乏の恐怖と、これらの者たちが支配する代表政府の
色々な形の残酷さと貪欲さの板挟みになってきた。

 

社会全体を犠牲にしながら、金から金を作れる可能性を持つ資本主義は、
代表制政体
以前にすでに存在していた。 

 

18世紀初期に、
大商人
、特にお金を持つ大商人、高利貸たちは権力を熱望していたが、
まだ、政治権力を持たず
、経済権力だけを持っていた。 
 

 何故なら、彼ら大商人に、絶対君主である王と教会の聖職者は
寺院から高利貸しを禁止し商人を追い払っていた。

王と寺院は昔から伝わる
数々の事件で、政治をコントロールする商人を
恐れねばならないことを知っていたのだ。

 

そのようにして、彼らは権力を望んでいたが持っていなかった。


このような理由で革命前は資本主義とは言えない。

英国、フランス、米国
の革命は実際にはブルジョワ革命であり、
商人は苦しめられていた。
これが本当の史実であり
、今の世界を理解するためにとても大切である。


 

 

フランス革命以前、金持ちの大商人は街の市場に入ることを禁じられていた。 
 

 アンンシャン・レジーム(フランスの旧体制)では王の警察が商人が市場に

入るのを阻止していた。商人たちを疑っていたからだ。
 

その時代には、人々はまだ肉を余り食べる習慣がなく主にパンを食べていた。
だから、麦と
小麦粉を交換していた時代には、商人が市場に最初に来て、

彼らの金で
全ての麦を買い占め、

即時に希少さを
人工的に作り上げ、

それに従って価格が上がり


その後、資産を増やすために少しづつ
市場に流すことで、

社会全体が飢えることになったので、王の警察の主な
役割は重要であった。
 

 
我々はこのようにして商人から守られねばならない


何故なら、彼らは独占者、相場師と呼ばれるように、
我々が必要な全てを買い漁るからだ。

このように
全ての場合において、商人から社会を守っていたのは王であった。

 

しかし、フランス革命15年くらい前に、
自由主義理論の祖先で重農主義者のチュルボという経済大臣は、

最初に
王の警察を廃止した。

遂に、「禁止の役割」を妨害したのだ。

商人たちは
市場に入り全てを買い漁った。


そして、これらは飢餓と暴動を
引き起こした。


 

人々と使者は大臣のもとに行き「殿、人々が飢餓で死んでいます
もう男一人では家族は養えません」と言った。
 

それに対する答えは
「男一人で
家族を養えないのなら、家族全員が働けばいいだけだ。
女も子供も
」だった。

今日の自由主義政策
論者となんて似ていることだろう。

 

また、王の警察を廃止する行為は日本での明治維新に
(当時の警察)から刀を取り上げる行為に似ている。

 
 

 

フランス革命は実はブルジョワと大商人の革命であった 

 

文字通り商人から足かせを外し市場に解き放つことを可能にしたのは、
学校で民主的な革命として教えられている
フランス革命が可能にしたのであった。

しかし、その革命は、
実は
ブルジョワと商人の革命であり、
商人に
【法律を書く可能性】を与えることとなった大惨事の革命であったのだ。

 

 以前、商人は法律を書くことはできなかった

商人には経済力がありもちろん影響力を
持っていたが全能ではなかった
 

1789年のフランス革命が酷かったことは

大商人は人々を利用する前に
、人々を扇動した。
彼らは人々を飢えさせ、

人々は【社会契約の破棄の結果】反乱を起こし
、王を打倒した。


 

 

フランス革命で遂に政治権力を取った大商人は【憲法】を書き
【選挙】に関する手順、政治プレイヤー
様式を設定した

 

 

商人は遂に憲法を書き出した。

それは歴史
上全く新しいことであった。

頂上で
彼らが全てを決めるというピラミッドの全容様式が
憲法に現れてい


彼らは【選挙
】に関する指名の様式、政治的プレイヤーの手順を決めた。
 

また、選挙において金持ちの中の最も金持ちが、

彼らの候補者選挙に勝利させるために援助することで

援助された者は彼らの使用人で債務者になることを可能にさせた




そして、そこにこそ
、全ての問題が存在する。


【政治汚職】はこの
【選挙】機能した時から始まる。 





 

 

黄色いベスト-民主主義の危機とその歴史

第72回目のフェスティバルのカンヌ(映画祭)に、黄色いベスト運動はフランソワ・リュファンの映画「太陽が欲しい」とともに。政治による強い虐待の結果、人々は家を出て通りに出た。
アルジェリアでも、ますます大量の国民が通りでデモをしている。


 

 民主主義の危機とその歴史

歴史を知ること人類が直面する問題を根源から理解できる

 

 

 

人民は富と権力の平等な分配を望んでいる

 
 

どのようにして、我々はこのような不正と暴力の世界に到達したのか。

どのようにして、本当にこの
日本、そして地球の生活を改善できるのだろうか。

 

フランスに発生した黄色いベスト運動をもっと平等に分配することを要求し、
今ではさらに権力の分配を要求している。 


 
今までは大都会の若者たちの間でしか話されなかった直接民主主義

黄色いベストの象徴で
ある「リック(RIC)=市民発動の国民投票となり

この
世界とフランス共和国を新しい角度から見直す運動は

世界中に広がり
民主主義を救うのだろうか



これ
そっくりそのまま日本にも当てはまりこの方法を適応して、
根本的に改革するなら日本を救うことができるであろう。

今日、 日本フランスも含めて世界中で
我々は
代表民主制(間接民主主義、議員、選挙システム)の危機を生きている。

これは全く明白だ。
この現在の間接代表制(議員)の危機は民主主義の危機でもある。

この代表資格権
の危機は、選挙の機会の参加者が日本でもフランスでもますます弱くなっている事で見える。

これ
15年ほど前から世界的な現象だ。参加率の著しい減少である。

これが黄色いベスト運動の主要な要求として



「市民
発動(率先))国民投票」を出現させている。


また、追加として、投票の際
「白票」を正式に認めることも要求されている。

 
 

 

現在の民主主義の危機とは実は偽の民主主義の危機だった!

 

日本フランス、そして世界中の国での代理人(議員)の代表資格権利の危機は、
現在の政治システムに関して、大多数の人々が
放棄されている感情を抱いていることが原因である

このような社会分裂を前にして、どのような民主主義でも
、アブラハム・リンカーンのゲチスバーグでの有名な演説である「人民のための人民の権利」は生き残れない。

「代表制(議員)」の危機は根本的に民主主義の危機である。


また、これは民主主義の
否定からも由来する。

 

政治システムは古代のギリシャ時代から複雑になってきた。

近代国家や行政の複雑化など
政治活動が必然的に専門化されてきた。
これらの専門化が一種の
委任の形を必要とした。

それが「人民の権力の代表」である。

 

フランスの場合黄色いベスト運動はこれらに関して一連の、
全て正当である質問を
舞台上に明らかにさせた。

この
代表の質問の背後に民主主義の質問がある。

これは大きな問題である。

 

フランス政府はこの問題を解決しようとして、ホメオパシー(穏やかな僅かな量の薬)配合の改革のための討論を行なってきた

しかし、理解しなければならないことは、この問題は
大規模になり過ぎには戻れない。

故に、市民が自由に
この主題に関して議論することはとても重要である。

明らかに、この改革は
甚だしいものになるだろう。


憲法の主要な改訂になるからだ。
 

 

黄色いベスト運動は政治による、とても強い虐待の結果が人々を通りに出させた。
これは人間の歴史によくあった。

どのような人間でも
残酷な待遇に反抗する。

現在多くの市民がまともに生きていけない


女たちはパートタイムを強制されている。800
か900ユーロを稼ぐ。
ほんの少しだけ、これでは子供達を養えない。

 

円状交差点に沢山の女たちがいる。

女たちが外に出る時には何かが起こる。

荒れているからだ。

政府の
虐待が原因で家から出


そこで、黄色いベストは
週間もしないうちに政府に陳情書(要求書)を作成した。

 

日本大都会と田舎の二つの日本があるように

フランス
でも黄色いベスト運動で、二つのフランスが現れている。

大都会のフランス人

若い都会人が仕事はあるが多くの場合は
雇用者に油を絞られているが、
大部分は月末に困らず
旅行もできる。

そして
他のフランス、
郊外
、地方では不安が広まり、
さらに寂れて死んでいく村々と
街の中心部、
人々には職はあるが難しい月末

彼らは社会から取り残されてるという深い感情を持つ。

日本と
全く同じ現象である。 
 

また、日本のように、フランスの社会の絆の体系的な破壊もそうだ。

ということは、平等であるという感情と
公共のサービスの存在が破壊された感覚である。

フランスの小さな村では

学校、郵便局、村の商店
などが消えて死にかかっていくのを目撃する。
人々は完全に取り残され
ている感じを抱く。
最低のことに、村の市役所まで閉鎖されるところもある。

富裕な
パリとは反逆である。完全に無視され取り残されたフランスだ。

 

 


フランスに起こり世界中に広がる黄色いベスト運動リポート




  
黄色いベスト運動の背景 

 

デモは初期の燃料税への不満から拡大して、富裕層(1%)への攻撃、そし素早く市民発動の国民投票の実施の要求へと移り変わっていった。

 

黄色いベスト運動の抗議者の多くは、主に給料と高エネルギー価格による経済困難によって動機づけられている。

彼らは
気象変動とは闘いたいが、多国籍企業が引き起こした環境問題労働者階級と貧困層が主に負担する政策に反対している。

 

1950年代から、フランス政府はディーゼルエンジンの生産に補助金を出してきた。それがフランスにおけるディーゼル車の普及を加速させることになった。

フランスにおける
エネルギー製品消費税(TICPE)は、2014年以降、毎年増加する炭素への取り組み、化石燃料の消費減少が含まれている。ディーゼル燃料(TICPE)は、2017年と2018年に急激に引き上げられ、ガソリンに対する税金と同じ水準まで引き上げられた。

黄色いベスト
運動者の多くはTICPEの一部または全面的な免除の要求をしている。
 

また、抗議者は第二次エドゥアール・フイリップ内閣炭素税の大部分を個人に負担させていると批判している。

炭素税はエコロジー的な目標を達成するために
増加しており、車が不可欠な市街地外に住、または家庭用化石燃料を使用する暖房を持つ多くの住民にとっては大きな負担となっている。

フランスのディーゼル
燃料価格は2018年に16上昇し、同時にガソリン、ディーゼルの両方の税が増加した。

 

抗議者は燃料税は大企業のための減税の資金調達を図っていると主張している。


また、マクロン大統領は経済改革プログラムの目標は
世界経済においてフランスの競争力を高めることであるとし、燃料税は化石燃料の使用を阻止することを目標していると語った。


 

 

郊外の反乱から始まりフランス中に広がった運動 

 

メディア報道がパリのデモ抗議に集中されていたが、パリはメインステージではなかった。

メインステージ
、むしろ郊外の円状交差点や高速道路のペアージュの占拠にあり、パリ、ツールーズ、マルセイユなど破壊と略奪の舞台になった中心都市ではなかった。


大都市でのデモ行進は
資本や富の集中する都市への郊外からの反応であり、その意味で進行する資本システムの結果としてもたらされる格差社会への郊外生活者の抗議であった。


 

この運動はちょうど50年前、1968年の五月危機に似ているが、その時は学生がデモを先導し、パリがメディア的にメインステージになっていたが黄色いベスト運動とは全く異なっていた

 

黄色いベスト運動は、少なくとも1995年のストライクからの一連の「フランスの街頭抗議シリーズ」の一部として見ることできる。フランスの第五共和政創設時、街頭抗議こそが「政府政策のダイナミックな代替」とされ、その後引き続かれている。

 

201811月下旬の世論調査では、フラン人の72%が「黄色いベスト」を支持しており、85%がパリでの暴力に反対していることが分かった。

 

黄色いベスト運動の背景にはさらに、ブレキシート(英国の脱欧州連合)同様の経済的な危機意識がある。

これは黄色いベストのデモの際に
、「フレキシート(フランスの欧州連合)」のパンカートが掲げられていることで見える。これは欧州連合の一連の緊縮政策によって雇用基盤が衰えさせられ収入の低下おける 積もり積もった人々の不満の反乱でもあった。


 

 

脱炭素政策から生じる重税

 

201512月、パリで採択された、気候変動抑制に関する多国間の国際協定であるパリ協定を経て、フランスは「脱炭素社会」を掲げるリーダー的な存在になった

マクロン政権は
2030年までに温室効果ガス排出量を国内で少なくとも40削減する目的を掲げ、「脱炭素化」を推進した。

 

マクロン大統領は黄色いベスト運動の抗議で、燃料税の引き上げが計画通りに進むと主張していたが、201812月4日、政府は 「国の統一を危うくする税金はない」と述ベ、税金の引き上げが保留になると発表した

 

 

労働組合の参加なし、リーダーなしの黄色いベスト運動は異例である 

 

黄色いベスト運動はソーシャルメディア上で急速に拡散され、リーダーがいない」横向きで編成されているのも大きな特徴である。非公式の指導者が現れてもすぐに拒絶される


運動の大半が
政治家に対して根強い不信感を抱いていることにも起因している


また、黄色いベスト運動は、特定の政党や
労働組合と関係していない。

黄色いベスト運動には
伝統的な労働組合加入していない労働者、小企業経営者や自営業者が含まれていて、大幅なフランス社会層からの参加を示している。

フランスの労働組合は
黄色いベスト運動と共同歩調を取ることにちゅうちょしている。

 

 

 ヨーロッパと世界に広がる運動は世界改革に繋がる? 

 

フランスの隣国イタリアでは、黄色いベスト運動は「親イタリア運動」として、欧州連合がイタリアに干渉しないように欧州連合に対して抗議をしている。

 

2018年、ベルギー、ブリュッセルデモ行進で警察はビリヤードボールや街路石の投石を受け、高圧放水砲で対応し、治安を乱したとして多数の逮捕者を出した。ワロン地域では幾つかの油田がブロックされた。

 

12日、オランダの都市で「黄色いベスト」の抗議があり8日にはロッテルダムにもあった。
 
 

12月4日、セルビアでも右派の党首が高騰する燃料価格に対する抗議を呼びかけた 

ドイツでは、「西欧のイスラム化に反対する欧州愛国者」や「反移民団体」などによる抗議運動があった。

 

125日には。運動は中近東に及び、より多くの雇用とより良いサービスを求める抗議デモが起こった。


 

らに2011年の「アラブの春」の再来を思わせる混乱が北アフリカ、中東と抗議デモの嵐が広がった。

アラブ諸国では生活苦を背景に「独裁者」への抗議
が各地で発生していた。中でも、そのうちの一つ、アルジェリアでは、3月8日、ブーテフリカ大統領の辞任を求める数万人のデモが首都アルジェで発生し、195人の逮捕者を出した。


抗議のきっかけは、4月に行われる大統領選挙に
82歳と高齢のブーテフイカ氏が出馬を表明したことだった。


アルジェリアでは
フランスに発生した「黄色いベスト」の波及を恐れ、昨年末政府黄色いベストの販売を禁止していた。

 

このようにして、政府の抗議デモは、昨年末あたりから中東、北アフリカの各地で発生しているが、とりわけスーダン、エジプト、ヨルダン、モロッコなどで治安部隊との衝突が相次いでいる。

 


 

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